【ライオンギャッベのおはなし・3】
話す人:ラマザン&須賀
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ラマザン
次はストーンフェイス。石顔ライオンを説明したいと思います。
須賀
何で石顔っていうんですか?
ラマザン
昔、石を削って造像を作ってたんですね。ライオンの。
今でもイランの町にはあります。
須賀
町にあるんですね。
ラマザン
町にありますね。それも魔除けなんですよ。やっぱり石を削るとカクカクするのでね。それで、こちらのライオンはストーンフェイス、石顔といわれます。
須賀
ふ~ん。
ラマザン
いえば、沖縄のシーサーにちょっと近いと思いますね。
須賀
あ~。じゃあ、その石のライオンというのもイランの人にとっては身近なものなんですね。
ラマザン
そうですね。
こちらも同じで魔除けですね。
須賀
はいはい。
ラマザン
家を守る。国を守るという願いです。
何千年前から作られてる柄なんですよ。こちらの石顔というのは。
須賀
なるほど~。
ラマザン
結構、町には自然にあります。
須賀
へ~!
ラマザン
大きい造像が。
須賀
あと、このしっぽが上がってるのは何か意味あるんですか?
ラマザン
まあ、だいたいしっぽが上がってるのが多いんで。
須賀
そうですね。他のヒョウもそうですし、ライオンもしっぽが上がってますね。
ラマザン
まあ、縁起がいいという意味ですね。
須賀
ふ~ん。
ラマザン
たまにしっぽが下がってるのもありますけど、珍しいです。しっぽが下がってるほうが珍しいです。
須賀
そうなんですね!だいたい上がってるんですね。
ラマザン
だいたい上がってるんですよ。
須賀
この、お腹のギザギザは何か意味があるんですか?
ラマザン
これは木ですね。命の木なんですよ。
横から見ると木があって、こちらは枝ですね。木の枝なんですよ。
須賀
へ~。
ラマザン
生命の木ですね。
須賀
なるほど、なるほど。
ラマザン
元気で長く生きるという意味なんですよ。
須賀
こういうひとつのライオンにも、ちょこちょこ面白いですね。
ラマザン
けっこうシンプルですね。こちらのライオン。枠がある。
須賀
そうですね。
ラマザン
窓がありますね。
須賀
うん、フレームシンプル。
ラマザン
幸せを呼ぶという窓ですね。
須賀
で、これ色は染めてない原毛のナチュラルな色ですね。
ラマザン
そうですね。ナチュラル。自然の色ですね。
須賀
白い羊と、このちょっと毛の混ざってる黒いのと入ってますね。
ラマザン
まあ、真っ白ではないですね。向こうの羊は。
真っ白でもこういう部分にちょっと茶色が入ったり、黒が入ったりしてるんで。自然のナチュラルな毛ですね。
須賀
へ~。
また優しい感じで。
ラマザン
優しい感じで、あまり怖くないですね。
須賀
そうですね。かわいい感じで。
ラマザン
そうですね。なんか、かわいい感じ。
須賀
ホントに!それもまた個性的ですよね。
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アブラッシュスタッフのちょっとおもしろい話 vol.4に続く。
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